【競輪】児玉利文は今節ラストラン「本当にいい競輪人生だった」息子&弟子と同時あっせん/小倉
<小倉競輪>◇F2◇前検日◇26日 児玉利文(50=岐阜)は、今シリーズがラストランとなる。「現役は30年近いのかな。あっという間に過ぎてね。大きな事故もなく過ごせた。本当にいい競輪人生だった」と、95年8月のデビューからここまでを振り返った。 早い段階から今期での引退を口にしていたことで、レースでも遠慮があった。それでも「前回から気遣いはしないと決めた。今回も思い切りやる」ときっぱり。チャレンジ予選5Rは四国の4番手から勝負する。 児玉利が「みんなで頑張りたい」と話したように、今回は弟子の山田隼司と息子の児玉虎之介と同じあっせんだ。児玉虎にとっては、これが最初で最後の親子あっせんとなる。 「いいところを見せられたら。勝つところを見せるより、自分の走りができれば」と意気込んだ。予選10Rは山田と初めての師弟連係で、父のラストランを盛り上げる。