⚽「ジュビロ磐田一筋」MF山田が現役引退発表 元日本代表 30日ホーム最終戦でセレモニー
J1磐田は26日、元日本代表MF山田大記(35)=藤枝東高出=が今季限りで現役を引退すると発表した。国内では磐田一筋で12年間プレーした背番号10がスパイクを脱ぐ。今季ホーム最終戦となる30日のFC東京戦でセレモニーを行う予定。 山田は26日、引き分け以下でJ2降格が決まるFC東京戦へ「とにかく勝つこと。諦めない姿を見せないといけない」と強調。これまでの取材には「長くこのクラブでプレーしいろいろな人に力をもらっている。最後はサポーターと笑って終わりたい」と話していた。 浜松市出身の山田はジュビロ浜松SS、ジュビロ浜北ジュニアユース、藤枝東高、明大を経て2011年に当時J1磐田へ入団。14年シーズン途中でドイツ2部カールスルーエに移籍し3季在籍し17年に再び磐田に復帰。Jリーグ通算302試合出場で51得点。日本代表としても2試合に出場した。 近年は故障に苦しんできたが、主将を務める今季はリーグ戦23試合で3得点。攻撃的なポジションを担い、夏場以降は試合の流れを変える「ゲームチェンジャー」として存在感を発揮していた。 ピッチ外では22年9月、経済的に困難な子どもを支援するための一般社団法人をチームメートと立ち上げ、積極的な活動を続けている。
静岡新聞社