「安さに驚いた」 スーパー「ロピア」浜松に開店 1000人が列
首都圏を中心に全国展開する食品スーパー「ロピア」が26日、静岡県内で初めて浜松市中央区上西町の複合商業施設「浜松プラザフレスポ」にオープンした。開店を待つ客が午前5時ごろから並び始めて約千人が列をつくったため入場制限を行い、午前10時の開店を約20分早めて対応した。 店内は特別価格で提供された国産牛肉や農水産物などを求める客でにぎわった。牛肉や豚肉を詰めた大容量パックや厚切りのネタを使ったすし、店内で焼き上げたピザなどを複数買う客が目立った。 野菜やピザ、ウナギの巻きずしなどを購入した掛川市のパート勤務の女性は「安さに驚いた。楽しく買い物ができた」と満足げに話した。 OICグループ(川崎市)子会社のロピア(同)が運営。3月に閉店した「フードマーケットマム浜松店」の後に入り、会員制大型スーパー「コストコ浜松倉庫店」と隣接する。 ロピアの柴田昇取締役中部営業本部長は「30~40代の子ども連れの家族が、おなかいっぱいにおいしい商品を食べられるよう提供していく」と話した。 浜松市内ではロピアに続き27日にディスカウント大手のトライアルカンパニー(福岡市)が県内初出店し、「スーパーセンタートライアル浜松若林店」(同市中央区若林町)の営業を始める。
静岡新聞社