上野由岐子「子供たちの可能性は無限大」スポーツの魅力を教える
◇UENO YUKIKO SOFTBALL FESTA 2023 (10日、群馬・宇津木スタジアム) 【画像】2020東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール・上野由岐子選手 東京五輪の金メダリストで、41歳の上野由岐子投手がソフトボール教室を開催。122人の小学生にスポーツの楽しさを伝えました。 子供たちと一緒に大玉転がしや、玉入れ競争をして終始笑顔だった上野投手。 遠投のデモンストレーションでは、軽く投げているように見えて力強い球を披露すると、子供たちから大きな拍手が送られました。 その後、子供たちが遠投をする中、上野投手は上手くできない子供に優しく投げるコツを教える場面もありました。 またマウンドでの投球も披露した上野投手。「軽く投げた」と言いつつも、110キロを超える速球に子供たちは驚きを見せつつも、その投球を目に焼き付けていました。 上野投手は今回のイベントについて「めっちゃ楽しかったです。今までやっていた技術とかを教える講習会とは違って、フェスタ感があった。和気藹々と楽しそうにしている姿を見ているだけで、私自身も嬉しかった。(人との)輪がスポーツを通じて広がっていくのは、すごくいいなと感じた」と振り返りました。 子供たちの姿に「1つとっても成長している感を目の当たりにした。子供たちの(成長の)可能性は無限大すぎた。子供たちの力はすごい」と感心していました。 続けて「私が登場した時に、目をキラキラして見てくれる眼差しを、選手として守り伝えていかないといけない。そういうソフトボール選手を増やしていかないといけない」と話しました。 そして「私も長く選手をしているので、『中学校の時に教えてもらった事があるんです』とか、そういう選手たちとグラウンドに立つ機会が増えてきている。そういう声を聞いて、子供たちが同じグラウンドに立って一緒にプレーできるのは、すごく感慨深い。頑張ってくれたんだなって思えるだけでも嬉しかったので、そういう選手たちが1人でも出て欲しい」と語りました。