ブライトンのミルナー、年下の新指揮官の戦術を語る「クロップの要素も…」
ブライトンのジェイムズ・ミルナーが、今シーズンより就任したファビアン・ヒュルツェラー監督の戦術について語った。イギリス『Sky Sports』が伝えている。 【動画|ブライトン得点シーン】プレシーズンマッチ 鹿島アントラーズ戦を振り返る 昨シーズンまでザンクトパウリを率いてたヒュルツェラー監督は、今夏ブライトンと3年契約を結んだ。現在31歳の同監督はプレミアリーグの最年少監督記録を更新する見込みとなっており、その手腕に期待がかかっている。 ブライトン2年目を迎えるベテランのミルナーは、かつてリヴァプールでともにしたユルゲン・クロップ氏とヒュルツェラー新監督の類似点を以下のように説明している。 「ビルドアップ重視の前監督(ロベルト・デ・ゼルビ現マルセイユ監督)の良いところが混ざり合っているが、そこにユルゲン・クロップの要素も少し入っているような気もする。特に守備に関しては、高い強度、カウンタープレス、守備への素早い切り替えに重点を置いている」 「(ヒュルツェラー)監督は、独自のスタイルとプレー強度を打ち出し、ボールを保持しても保持していなくても高い位置でプレーすることを望んでいる。私はクロップのスタイルに慣れているので、いくつかの守備パターンの際にはチームを助けることができると思う」 ミルナーは現在38歳でヒュルツェラー監督よりも7歳年上となるが「前向きな変化がある」と年齢差は気にしていない。またベテラン選手とのやり取りはうまくいってようで次のように語っている。 「監督はチームに対しても個人に対しても、何を求めているか明確にしている。監督はチームの団結を大切にしており、今は良い状態だ。そしてそれが我々の望むプレーの鍵となるだろう」 昨シーズンのブライトンは、UEFAヨーロッパリーグでベスト16に進出したものの、多くの離脱者が出た影響もありプレミアリーグは11位に終わった。ミルナーはヨーロッパコンペティションへの復帰を目指しており、新シーズンの意気込みを次のように示した。 「昨シーズン、ヨーロッパの舞台に立ったことは素晴らしい成果で、それが再現できるように努力しなければならない。これが現実的な目標で、トロフィーの獲得も不可能ではない。クラブが歩んできた道のりは素晴らしいもので、我々は高い目標を掲げている。そしてクラブを前進させ続けたいんだ」
SPOTV NEWS