藤川新監督の“構想外に…阪神、戦力外通告を受けた選手(2)1軍待望論も「起用されず」
熾烈な争いが繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年もレギュラーシーズンが終了。来季の契約にも注目が集まる時期となった。そこで今回は、今オフに戦力外通告を受けた阪神タイガースの選手を紹介する。
岩田将貴
・投打:左投左打 ・身長/体重:178cm/75kg ・生年月日:1998年6月16日 ・経歴:九州産大九州高 - 九州産業大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位 貴重な変則サウスポーの岩田将貴。育成から支配下契約を勝ち取ったが、一軍デビューは叶わず、阪神タイガースを去ることになった。 2020年育成選手ドラフト1位で阪神に入団し、プロ2年目の7月には支配下契約を奪取。同年はファームで41試合にリリーフ登板し、防御率1.97の安定感を見せた。 しかし、昨季はファームで前年を上回る44試合に登板するも、防御率4.85の成績に。42回2/3を投げて51安打を許すなど、打ち込まれた。 今季は、ファームで6月まで防御率0点台と無双状態にあった岩田。最終的に46試合の登板で防御率2.11をマークした。 だが、今季も一軍のマウンドに上がることはなくシーズンを終了。10月1日には無念の戦力外通告を受けた。 それでも、ファームでは高い安定感を誇った岩田。今後の動向に注目だ。
ベースボールチャンネル編集部