記念すべき初の評価額! 20年前の日本人、市場価値ランキング7位。日本人FWでは初!? 欧州で暴れた怪物FW
当サイトでもデータ元として参照している「トランスファーマルクト」。そこで市場価値の査定が始まったのは今から20年前の2004年に遡る。欧州でプレー経験のある日本人選手が対象となった市場価値だが、果たして、最初についた市場価値で最も高額な日本人選手は誰だったのだろうか? トップ10の選手たちをランキング形式で紹介する。
7位:高原直泰(たかはら・なおひろ) 生年月日:1979年6月4日 所属クラブ:ハンブルガーSV(ドイツ) 市場価値:125万ユーロ(約2億円) 自身が代表と監督も兼任しながらプレーしていた社会人サッカークラブの沖縄SVで、昨年現役を退いた高原直泰(125万ユーロ/約2億円)が7位にランクインした。 高原は海外で活躍した日本人FWの第一人者と言ってもいい存在だ。中田英寿や中村俊輔など中盤の日本人選手は海外でも実績を残しつつあったものの、ことFWに目を移したときに、日本人FWは海外で活躍できずにいたからだ。 黄金時代を築いていたジュビロ磐田からのステップアップとしてドイツのハンブルガーSVに移籍をした高原は、3年目を迎えた2004/05シーズンにリーグ戦31試合で7得点を記録すると、2006年夏に引き抜かれたフランクフルトでは、加入1年目でリーグ戦2桁得点(11得点)を達成。 2004年10月には125万ユーロ(約2億円)だった市場価値も、3年後には自己最高額の350万ユーロ(約5億6000万円)まで上昇していた。 日本代表としても、歴代得点ランキングでトップ10に入る通算23得点という成績を残しており、21世紀に入ってからの日本代表の元祖エースと言っても過言ではないだろう。 2016年には自身でサッカークラブを作り、40歳を超えてまでピッチを走り続けたあたりは生粋のサッカー小僧であることを現しているだろうか。昨年の現役引退後は、クラブの社長として日本の最南端からサッカー界を盛り上げている。
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