UESHIMA MUSEUMの現代アートコレクションが都内の医療機関で展示へ
現代アートのコレクター・植島幹九郎によって、今年6月渋谷に設立された「UESHIMA MUSEUM」。 約700点にもおよぶそのコレクションのなかから16点が、都内2ヶ所の医療機関に貸出・展示される。 アート作品には、ストレス軽減や痛みや苦痛への集中を減少させるなど、様々な効果が見込まれることが科学的研究により明らかとなっている。同館によるこの取り組みは、医療空間におけるアート体験や、アーティストの支援、そしてアートと社会の関わりを創出することを目的としたものだ。 展示される医療機関とその作品数は、JR東日本ホテルメッツ渋谷2階に位置する「渋谷駅前内科・内視鏡クリニック」に11作品、東京メトロ銀座線外苑前駅徒歩1分の「青山美容クリニック」に5作品。展示作品は「自然」をテーマとした、青や緑を基調としたものが主となっており、心安らぐ視覚効果が期待されている。 展示作家は、渋谷駅前内科・内視鏡クリニックに坂本和也、鈴木理策、丸山直文、石塚元太良、長井朋子、近藤亜樹、安井鷹之介、津上みゆき、清川あさみ、松井えり菜。青山美容クリニックには、清川あさみによるシリーズ作品が並ぶ。