「点と点が線になるのがプロレス!」頸椎ヘルニアになったリングの妖精が5ヶ月ぶりに復帰し大親友とバチバチのしばき合い!
9日、神奈川県・横浜武道館にてスターダム『CINDERELLA TOURNAMENT 2024~開幕戦~』が開催。なつぽいが約5ヶ月ぶりの復帰を果たした。 なつぽいは、昨年8月にはアクトレスガールズ時代からの盟友・安納サオリとともにゴッデス・オブ・スターダム王座(※タッグ王座)を戴冠するなど最前線で活躍してきたが、 昨年10月から頸椎ヘルニアで長期欠場へ。明確な復帰時期が未定であったため、王座も返上となった。 今大会ではなつぽいの約5ヶ月ぶりの復帰戦として、なつぽい&安納サオリvsSareee&橋本千紘のタッグマッチが実施。 なつぽいにとってSareeeは公私共に仲が良い親友であり、2020年1月になつぽい(当時は万喜なつみ)が負傷明けの復帰戦の相手に選んだのもSareee。Sareeeのパートナーには、Sareeeの最大のライバルであり、かつてなつぽいとも闘いを経て強い絆を結んでいた橋本千紘が抜擢された。 久々のリングということで張り切るなつぽいだったが、Sareeeのえげつない打撃や、橋本の圧倒的パワーに翻弄されて劣勢に追い込まれる。安納が全力でサポートに回るも、中盤にはなつぽいが橋本に幾度もジャーマンで投げられてしまうなど大ピンチを迎える。 最後はなつぽいとSareeeの一騎打ちの構図に。必殺の裏投げを狙うSareeeに対し、なつぽいはフェアリー・マジックやフェアリー・ブリンクなどを繰り出して粘りに粘る。しかし、追撃を狙ってロープに飛んだところをSareeeがカウンターの裏投げ。最後は奥の手のリストクラッチ式裏投げを決めてSareeeが3カウントを奪った。
Sareeeは「なつ!生きてるか?大丈夫?今日は、対戦相手に選んでくれて本当にありがとう。本当に嬉しかった。これからもずっとずっとよろしくね。ありがとう」と笑顔でなつぽいを抱きしめ、「今日は、なつぽいの復帰戦みんな楽しみにしてくれてたんだよ。あんたが締めてよ」とマイクを託す。 なつぽいは「ありがとう、Sareee!このカード、この1戦で終わりだと思ってないです。まだ、過去現在、そして未来に繋がってる、私はそう信じています。みなさん!これからも、どんな事があってもついてきてください!みんな!ばいぽ~い!」と再戦を誓い、満面の笑顔で試合を締めた。 バックステージには4人揃って現れ、笑顔で歓談。この幸せな風景を見たなつぽいは、「この1戦で終わりだとは思ってない。この4人がタテもヨコもナナメも全部繋がってる4人で、点と点が線になった。それがプロレス。そしてこのカード、このリングが証明したかなと私は思ってます。どんな未来があるかまだわからないけど、私はもうそれを考えてワクワクしてます♪」と明るい未来を夢想した。
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