井上尚弥との決戦へ減量順調 ネリが「言い訳はしない」と現在125ポンド(約56・8キロ)
◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 4団体統一王者・井上尚弥―WBC同級1位ルイス・ネリ(5月6日、東京ドーム) 【写真】2018年2月、1・3キロ超過で失格となり意気消沈するネリ 世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)との東京ドーム決戦まであと9日となった27日、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)が自身のXに投稿。スペイン語で「言い訳はしない」という文言と、パーカーをかぶった写真の上に125lbs(ポンド、約56・8キロ)の文字が掲載されている。25日のXでは126ポンド(約57・2キロ)と投稿しており、2日で1ポンド(約0・454キロ)落としたことになる。 ネリは18年の山中慎介(帝拳)との試合前日計量で1度目が2・3キロ、2度目が1・3キロの上限超過。WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王座を剥奪された過去を持つ。その後も何度か計量オーバーしているが、今回ばかりはしっかり調整を行っているようだ。前日計量まで残り8日で約1・5キロ落とせなければ、代役としてアンダーカードで出場予定のT・J・ドヘニー(アイルランド)が井上と戦うことになる。 戦績は31歳の井上尚が26勝(23KO)、29歳のネリが35勝(27KO)1敗。 試合はPrime Videoで配信される。
報知新聞社