【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】新年1着スタートの前田義和「メンタル頑張ります」すんなりの3番手確保にドキドキ
<5日・小倉競輪・初日> 開幕戦1Rは前田義和(40)=鹿児島・94期=が3番手捲りで押し切り。今年初戦を1着で飾った。 【競輪2025年度のGP、GⅠ、GⅡ開催地一覧表】 「本当にずっと焦ってましたよ」。前受けから突っ張れない中、下げてすんなりと3番手を確保することができたが「一番、考えていない展開でした。荻原(寿嗣)君がどれだけ強いのか分からないし、谷田(泰平)さんが追い上げてきたり、内から来たりすると思ったらドキドキしていました」。はたから見ると最高の流れだったが、内心は全く違っていた。 2年前はS級に在籍していた実力者。「周りのみんなから、いいものを持っているんだから自分を信じて頑張れって言われます。競輪ってやっぱりここですね」と胸に拳をあてると、「まだ年齢のせいにはしたくない。2025年はメンタル頑張ります」と自身を奮い立たせていた。