【広島】坂倉が2500万増の1億5千万 9月の失速防止へ暑さ対策要望「良くなっていけば」
広島の坂倉将吾捕手(26)が2日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、2500万円増の1億5000万円で更改した。 【写真】似てる?まさかの“母公認” あの大物とそっくりという坂倉 今季は捕手を中心に121試合に出場。前半戦は不調に苦しんだが、球宴明けから好調を維持した。「いろんな人に助言ももらいましたし、本当に幸せ者だなと思いながら取り組んでいるシーズンでした」と周囲に感謝を述べた。結果的にチーム最多12発を放ち、44打点、打率2割7分9厘をマークした。 プレミア12では侍ジャパンに選出され、正捕手として7試合に出場。ベストナインにも選ばれた。「周りにすごい選手がいて、自分のレベルがまだまだ足りないんだなと思い知らされましたし、逆になんとか頑張れたこともあった。自信と課題といろいろ見つかった時期だった」と振り返った。 11月下旬には右肘の「肘関節鏡視下クリーニング術」を行った。復帰時期については「僕の口から具体的なことはあまり言えないんですけど、しっかりキャンプと開幕に調整して、いい開幕を迎えられたら」と話すにとどめた。 球団には暑さ対策を要望した、と明かした。「一概にとは言えない」と前置きした上で「暑いのが始まるのは早くなっている。蓄積疲労とか、5月から6月とか、原因が9月だけじゃないと思う」と話した。 実際、7月中旬のマツダスタジアムでのデーゲームは気温30度に迫る中で開催。9月中旬には、35度台の猛暑日の中で昼間に試合が行われたこともあった。「失速の原因が個人にあったとしても、チームとしてどうにかしないといけない問題ではあると思う。球団としていいサプリメントがあるなら入れたりとか、そういうのも大事になるかな。睡眠、食、すべての面で良くなっていけばいいんじゃないかなという話です」と、9月の失速を防止するために提案した。(金額は推定)