イタリア人も多く来店! グルメ通が愛する“約50年変わらぬ味”のスパゲッティ専門店[FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、音楽界のグルメ番長、ホフディランの小宮山雄飛さんが登場。東京に3店舗構えるスパゲッティ専門店を挙げていただきました。
創業から約50年、レシピを変えず守り続ける味
「東京で美味しいスパゲッティを食べたいと思ったら、真っ先に頭に浮かぶ名店です」 カレー、麺、酒場、様々なジャンルに精通するグルメ通の雄飛さんにここまで言わしめたお店は、「あるでん亭」。 1977年に銀座で創業したスパゲッティ専門店。店名の通り、アルデンテの食感と創業時からのレシピを忠実に守り続けています。日本人はもちろんのこと、イタリア航空会社のクルーも多く来店。本場のイタリア人も唸らせていることからも、その実力は推して知るべし。
「僕は、いわゆるイタリアンレストランではなく、スパゲッティを専門に扱う昔ながらのお店が大好きで、個人的に『オールドスクールスパ』と名付けて愛しています。また、『あるでん亭』という店名自体が気取っていなくて、それでいて、しっかりアルデンテの美味しいスパゲッティを出します、という意思表明のようでかっこいいです」 スパゲッティは、ベースに塩味、クリームソース、トマトソース、和風があり、その数合計30種類以上! 豊富に揃えています。注文を受けてから特注の回転式茹で窯でスパゲッティを茹で上げるため、弾力性のある強いコシが特徴です。 店舗は都内に、銀座ファイブ店、新宿センタービル店、新宿住友ビル店があり、雄飛さんが推すのは新宿住友ビル店。初の完全キャッシュレス決済店舗として、2020年にオープン。都庁前駅直結、新宿駅からも地下道でアクセスできます。
「ここのスパゲッティは、とにかく茹で加減もソースとのバランスも最高で、何を頼んでも美味しいです。でも、まずは前菜として名物の『グリンピースサラダ』をぜひ注文していただきたい。ニンニクとオリーブオイルが効いていて、シンプルだけどめちゃくちゃ美味しい。これをツマミに飲む白ワインが最高です!」 茹でたグリーンピースとインゲンにニンニクの効いたオイルが絡む、「あるでん亭」こだわりのサラダ。グリーンピースが苦手な方にこそ試してほしいという隠れ人気メニューです。