小学生の勉強を習慣にする6つの方法 学年別勉強時間やおすすめ勉強法も
小学生の勉強をサポートするときの注意点4つ
小学生の勉強をサポートする際には、良かれと思ってのことが逆効果にならないようにすることが大切。子どもの意欲を削がないようにするためのポイントをご紹介します。 【●小学生の勉強をサポートする注意点1:口出ししすぎない】 保護者に口出しされすぎてしまうと、子どものやる気を削いでしまいます。 大人でも覚えのある方は多いでしょうが、あまりに口出しされてしまうと急にやる気がなくなってしまうことは小学生にもよくあることです。まずは声掛けから始めてみて、子どもの様子を見るようにしましょう。 【●小学生の勉強をサポートする注意点2:無理にやらせない】 無理やり勉強させても、勉強に対して悪いイメージがついてしまい、習慣化にはつながりません。勉強を無理やりやらされていることによって「強制されて勉強している」ことになってしまい、自ら進んで勉強したくなくなってしまいます。 勉強を習慣化するためには子どものやる気も重要になってくるため、進んで勉強するまである程度待ってみるのも手でしょう。 【●小学生の勉強をサポートする注意点3:娯楽を近くに置かない】 勉強に取り組みやすい環境を整えてあげましょう。特に小学生は気が散りやすく、視界に好きなものが入るだけで気を取られて勉強に集中できなくなってしまいます。 まずは机の周りにゲームやマンガといった娯楽を置かないようにし、テレビを消して勉強に集中できるような環境を作ってあげましょう。 【●小学生の勉強をサポートする注意点4:勉強時間の「長さ」でなく勉強する内容を期限付きで決めてもらう】 「1日1時間は勉強しなさい」など勉強時間の「長さ」だけを指示していませんか?勉強時間だけ長くても、あまり効果のない勉強法をしていれば成績もあがりづらいものです。勉強の効果を高めるためには「算数の割合の復習として問題集の◯ページ~◯ページに週末取り組む」といった具合に、勉強する内容と期限をセットで決めるようにしましょう。これにより、目的意識を持って勉強に取り組むことができるようになるため、より習慣化しやすくなります。
小学生の勉強をサポートしよう
小学生が勉強を習慣にするためには、保護者のかたのサポートが有効です。遊びたい盛りの小学生にとって、机でしっかり勉強する時間を確保するのは難しい場合も多いでしょう。 勉強する習慣がつくまでは、今回ご紹介した内容を参考にしながら、無理のない範囲でお子さまに関わり、やる気を引き出していけるといいですね。 (出典) ※1 「子どもの生活と学びに関する親子調査2022」東京大学社会科学研究所・ ベネッセ教育総合研究所共同研究