リベラリスト’24年モデル、東京湾でも入魂! 【村上晴彦・ハートランドエボリューション・シーバス編】
最新作・その1 『763MLRSS-24』飛びの良さ、長さの利点を活かせ!
前段で村上さんが第1投目を放ったのは、リベラリスト2024モデル最新作のひとつ『763MLRSS-24』だった。 村上「73(=733MLRS-24)と同時リリースしたうちの長いほうがこの76。ボートの時は短いほうの73がいいのかなと思ったけど、竿先を下げて巻く時により穂先が水面に近いと巻きがブレなくていいね。今回のように大荒れの日でも」 73と76。その3インチ(=約7.5センチ)の差は取り回しの良さで選ぶか、遠投性能を重視するかで使い分けるのが常。ところが時に、今回のような日にはロングレングスならではの威力が存分に活きるという。村上さん曰く「大は小を兼ねる」とのことだ。 村上「投げる、ラインが真っ直ぐになるようにメンディング、そして巻く。ロッドのしなりを意識しながらリトリーブスピードが一定になるように」 村上さんはボートシーバスにおける基本的な操作方法を説き始める。リベラリストの投げやすさと飛びは言うまでもないが、この後、魚からバイトがあった時にこそ、その真価が発揮されることを強調する。 村上「竿が胴から入ってくれるので、掛けた時もすごくラク。魚の急激な引き込みにも、竿のしなりが追従してくれる。ていうか、この竿で前回青物もやってるじゃないですか」 当動画連載の前回Vol.2ではその模様を振り返ることができる。 村上「(青物の)あの速いスピードでも対応できるから、止めると止まってくれるシーバスにはちょうどエエ感じ。投げやすいだけじゃなく、魚を取り込みやすい。水を得た魚というか、マッチ・ザ・ロッドやね」 まさに言い得て妙。ハートランド・リベラリストというマルチパーパス機がそこにある。 [タックルデータ] 763MLRSS-24 ●ルアー:メタルバイブ30g、シンキングミノー11cm、シンキングペンシル11cm、13gミノーなど ●リール:EXIST LT3000-XH ●ライン:UVF SALTIGA DURA SENSOR X8+Si2 1号 ●リーダー:SALTIGA FLURO LEADER XLINK 20lb