「家族全員が情緒不安定に…」小5から中学受験を始めた家族に起きた“負の連鎖”
中学受験するつもりもなかった我が家ですが、長男の強い希望で小4の2月、(いわゆる新小5)より塾通いを始めました。 【マンガで読む】偏差値40台からほぼ塾なしで「開成」合格! その後医学部へ進んだ子どもが幼児期から続ける「意外な生活習慣」 ただし!なーんにも準備なしで突然始めたわけでななく、一応、小4の秋頃から市販のドリルを少し、通塾している人からみると笑っちゃうくらいすこーしの家庭学習をして塾のテストに臨みました。 関西在住の我が家は、いくつか大手塾の入塾テストを受けました。知ってました!? 中学受験塾って、入塾するのにそれなりの成績が必要なのですよ。低学年から入っている場合はスルッと入れるようですが、小5からだとテストがある。そんなことも知らずにのほほんと入塾テスト受けに行った長男。結果は…
ギリ合格
市販のドリルとかチョロっとでもしていて良かったです。なーーんにもしてなかったら、オワタ…となっていたでしょう。それはそれで諦めがついたかもしれませんが。 塾に合格を頂いたのが12月初旬ごろ。2月から入ることを決めていたので、1月まではのんびりしたいと思っていました。ところが!塾の熱烈な薦めもあり冬期講習には参加。短期間ですが『中学受験塾』を体験しました。 この体験、控えめに言って、ものすごーーく大変でした。ほんと、何事もスタート時がとってもしんどいものです。
塾に行く!大量の宿題をする!という仕組みや習慣を作るまでがキツイ
冬期講習中、親子共に震え上がりました。毎日毎日大量の宿題が出る。締め切りは次の日の授業。その授業では確認テストが行われる。いやいや1日では覚えきれない!ペースが速すぎる。 ヤバい。冬期講習でこれか。ついていけるかな…… 案の定、本格的に通塾が始まった2月。塾の宿題をこなすだけでヒーヒー。 右も左も分からず、毎日夜遅くまで塾の宿題をひたすら進める…寝る間も惜しんでとにかくやる。 しんどい~~ この時、正直、私の方が音を上げそうになりました。 長男以外の子ども達も付随して負の変化が現れました。私が中学受験の並走に付きっ切りになることで、三男が抱っこ抱っこと赤ちゃん返りのような現象が現れ、次男もなぜか無駄に癇癪を起こし、なんだか家の中も落ち着かなくなりました。 長男は出来ない宿題とリズムがイマイチつかめず、苛立ちからの癇癪+めそめそを繰り返す。 家族全員、情緒不安定。 夫は元々、中学受験反対派なので勉強に関してとやかく言わない(ここは意外と助かっていたりする)。まぁ社畜なので帰宅が遅い時点で、平日は多くの項目で戦力外なのですが。 中学受験の塾通いがスタートした時点から、『22時になったら絶対に寝る』というルールの元進めていました。んが!やっぱり間に合わず、23時くらいになる日もチラホラ。 私は疲れで湿疹が出てしまったほど。中学受験のサポートだけでなく、仕事も多忙で仕上げの時期。研究員である私は、長年の課題が佳境になっていて、ホント、無理~~って泣き出したくなるくらい。あかん、このままでは… だがしかし!3月下旬から潮目が変わります。 そう、長男が、