「家族全員が情緒不安定に…」小5から中学受験を始めた家族に起きた“負の連鎖”
塾の自習室を利用し始めた
のです。本人だけでなく家族みんながストレスを抱え始め、なんとな~くダメな感じになっていたので。これは助かった! とはいえ、やっぱりダメな感じは、モロ模試の結果にも反映されます。 1月後半と3月の中旬に受けた模試。前者は4年生の最後の模試(中学受験の5年は小4の2月が新学期)。後者は5年の一番最初の模試。 結果は・・こんな(低い)偏差値あるんだ… というヒドイものでした。ぐちゃぐちゃにして捨てたくなるくらいの数字。 燦々たる結果とは忘れたくなるのが人情。本人も返って来たテストなんて二度と見たくない。やり直しなんか勘弁。ってくらい。それはそれは荒れていました。 どうしよう。このままズルズル上がらず、模試の度にガッカリして精神的に削られるのではないか。それは避けたい。次の手はどうしようか。家族全員をこんなに巻き込んでいるのに、成績は低迷。 中学受験をする子どもの殆どがカテゴライズされる『ボリュゾ』というボリュームゾーンにも届いていない。ダントツの最下層。 2回目の模試が返却されたのは3月中旬。モヤモヤしつつも前記した通り、3月下旬から塾の自習室で勉強する習慣をつけてもらいました。そして、もう一つ対策を打つことにしました。 まぁこの時点で、私自身、この流れは本当にマズイ!と思っていました。偏差値が圧倒的に低いため、日々の確認テストの成績も低い点数で推移していました。まだ塾に通い始めて数か月。焦ってはいけない。でも、このまま闇雲に進んではならない。 確かに5年生ですし時間はあります。じっくり基礎固めをすればよい。 ただ、ずーーっと『最下層』だとさすがに落ち込みますし、『やる気』や『勉強時間』にも響いてくるに違いありません。そして仮に追いつけるのならば、徐々に5年の終わりや6年の始めに追いつくよりも、早いうちに『ボリュームゾーン』に入っておきたい。 『ボリュームゾーン』…ボリュゾと言われるこのゾーン。受験生全体の67%ほどがここに入り、やっと中学受験という土俵に立った感じになる。模試に対しても冷静に考察ができるだろう。そうなれば「面白味」も出てくるはず。 うーん。ここはプロに介入してもらうとしよう! さっそく、