ロッテ・菊地吏玖がオフに目指す理想は「減量を始めてちょっとぐらいのボディービルダー」 400万円増の2000万円で契約更改
ロッテ・菊地吏玖投手(24)が19日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、400万円増の推定年俸2000万円でサインした。オフはウエートルームに籠って、〝マッチョマン〟となることを宣言した。 「外見を一生懸命に変えるというよりは中身を変えながら、余計なぜい肉を落として瞬発系を高めるような意識でやっていきたい。バーベルもガッシガッシに上げますし、結果マッチョマンを目指してやろうかなと。(理想は)ほどよくマッチョで、減量を始めてちょっとぐらいのボディービルダーです」 専大からドラフト1位で入団して2年目の今季は自己最多の20試合に登板し、1勝0敗2ホールド1セーブ、防御率2・25と躍進を遂げた。吉井監督から教わったフォークボールを決め球に三振率も10・13と高い数字を誇った。 先発から中継ぎに転向した1年でもあり「去年が1年目でしたけど、ある意味1年目のような感覚だった。先発でずっとやっていて、中継ぎ専任でやりますという経験が今までなかった。調整だったり、体の仕上げ方が似ているんですけど、若干違う部分が多くある。いろいろ自分のやり方を探しながらやった1年ではあった。益田さんや沢村さんのブルペンの過ごし方やロッカーの過ごし方とかをみながら自分のルーティンを作り上げられたのがよかった」と納得の表情を浮かべた。 さらなる飛躍を遂げるべく、来季は勝ちパターン入りを狙う。「すべてにおいて(レベルを)上げていかないと、やっぱり来年にいい数字は残せない。来年はデータも取られ始めると思うので、それに負けてはいけない。超えられるようにしないと」と慢心することはなくオフはウエートトレーニングに注力し「投げられるところがあるならいくらでもいきたい。具体的な数字を絶対に言いなさいってなったら50試合はいきたい。いけるならいけるだけいきます」と頼もしく話した。(金額は推定)