【MLB】スアレスの乱調でフィリーズ大敗 プレーオフに向けて不安を残す ナショナルズは70勝到達
【フィリーズ1-9ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間9月28日、フィリーズは敵地ナショナルズ・パークで2024年レギュラーシーズン最後の3連戦がスタート。その初戦は先発のレンジャー・スアレスが早々にノックアウトされ、1対9で大敗を喫した。ナショナルズは今季70勝に到達し、先発のトレバー・ウィリアムスが5回3安打無失点の好投で6勝目(1敗)をマーク。フィリーズ先発のスアレスは2回7安打6失点とプレーオフに向けて不安を残し、8敗目(12勝)を喫した。 【動画】フィリーズのオースティン・ヘイズが5号ソロを放つ フィリーズ先発のスアレスは初回にフアン・イェペスのタイムリー、ストーン・ギャレットの1号2ラン、ジェイコブ・ヤングのタイムリーでいきなり4失点。2回裏にはキーバート・ルイーズに2点タイムリーを浴び、2回7安打6失点で降板した。フィリーズは4回裏にギャレットのタイムリーで1点を追加されると、7回裏にも併殺打の間に1失点。地区4位のナショナルズを相手に8点を追う展開となった。 8回表にオースティン・ヘイズの5号ソロでようやく1点を返したが、8回裏にルイーズにタイムリーを浴び、再び8点差に。9回表の攻撃は得点を奪えず、1対9の大敗となった。スアレスは前半に10勝4敗、防御率2.76の好成績を残し、オールスター・ゲーム初選出を果たしたが、後半戦は故障もあって2勝4敗、防御率5.65と不振。ザック・ウィーラーとアーロン・ノラの二枚看板に次ぐ先発3番手を担う予定の投手であり、プレーオフに向けて大きな不安を残す結果となってしまった。