急増する「家族葬」「小さな葬儀」に潜む“意外なトラブル”にもっと注意すべきだ メリット・デメリットを専門家が解説
葬儀後にこれらの対応をしなければならなくなり「これなら一般葬にしておけばよかった」と後悔する人も少なくありません。 遺族の負担もわかりますが、「家族以外には連絡しない」「直葬で済ませてしまった」などは、後悔やトラブルの種になることもあるのです。 また、故人とゆっくり向き合うために家族葬を選んだのに、実際はあまり時間の余裕がなく、葬儀後に「本当に家族葬でよかったのか」と自問自答する方もいるようです。
葬儀はやり直すことのできない儀式です。 一般葬と家族葬の特徴をよく理解して、「何を優先するか」「どのくらいの規模にするか(誰に参列してもらうか)」など、知識をつけたうえで「しっかり準備」して「後悔のない選択」をしましょう。
松尾 拓也 :行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家