ラクロスが120年ぶり五輪復活 日本にメダルの可能性 クロスの扱いに注目
ラクロスは17世紀、北アメリカが起源といわれているスポーツです。ロサンゼルスオリンピックでは120年ぶりに復活しますが、実は、日本の世界ランキングは男女ともに5位。メダル候補といわれている注目競技です。どんな競技なのか、ヒロド歩美キャスターが紹介します。 【画像】ラクロスに欠かせないクロスと呼ばれるスティック 扱いが難しく攻撃されることも
■ラクロスで欠かせない「クロス」
国際主要大会では人数は10人制ですが、ロサンゼルスオリンピックでは6人制になります。試合時間もロサンゼルスオリンピックでは15分×4クオーターとなり、異なりますが、ラクロスで欠かせないのがクロスと呼ばれるスティックです。 スティックを使ってボールを運んでいきますが、実はかなり扱いが難しいです。 ネットが浅く簡単にボールが落ちてしまうし、攻撃もされるので、たたかれます。その反動でボールも落ちてしまう。非常に難しいんです。 選手の皆さんはどうやってボールを運ぶのでしょうか。 クロスを縦にして運んでいますが、なぜ、ボールが落ちてないかというと、くるくる回して遠心力で落とさないようにしています。 男子にいたってはコンタクトがかなり激しいことになっています。格闘技といっていいぐらい怖いものですが。 そんなラクロスは7日に世界選手権に向けた女子のアジア予選が行われました。
■技術の高さを見せた日本が圧勝
オーストラリアで行われた、韓国との一戦。日本の“クロスの扱い方”に注目です。 “手”を見てみると、右に持っているクロスを左に持ち替えて、相手が寄ってくると、右に持ち替えて、シュート。相手をよけながらも、ボールは落としません。 さらに上からシュート、と見せかけて、ゴールキーパーの股を通す、技ありフェイント。 今度は自陣のゴール付近からロングパスでボールを運びます。最後は相手を華麗にかわして決めました。 技術の高さを見せた日本が17対1で圧勝です。 (「報道ステーション」2025年1月7日放送分より)
テレビ朝日