安河内健と佐々木翔斗が低調機に苦戦/ボートレース唐津
ボートレース唐津の「BTSみやき開設15周年記念」は30日に開幕する。 新エンジン導入4節目で機力相場は流動的だが、地元期待の安河内健は前走のPGIヤングダービーで痛恨のF2の身に。加えて前検で手にしたエンジンは山崎義明と丹下健が使用して下位クラスだったもの。スタート特訓後は両手で大きな「バツ印」を作り「伸びがない。ダメです。整備するといっても整備(制限あり)はやれないし…」。キャブレターをばらして入念に点検していたが、果たして2号艇で臨む9Rまでに変わり身に成功できるだろうか。 気配さっぱりは12Rのドリームで5号艇に起用されている佐々木翔斗も同様で、62号機は竹田辰也と池本輝明が乗ってワースト級だった低調機。「進んでないし乗り心地も悪い。ピストン交換とか、そんなレベルではないですよ」と嘆くが、整備が解禁されるのは次節の「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」から。長く険しい6日間になりそうだ。まずまずの気配を披露したのは、ドリームに1号艇で臨む上田龍星。試運転強めで中堅十分で、横澤剛治、大橋純一郎、池田雄祐、鈴木孝明、梅木敬太、石井伸長も舟足に合格点を与える。前検一番時計は6秒86で大橋と松村康太がマークした。
マクール