リモートデスクトップソフト「Brynhildr」、「Firefox」からも接続可能に
高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」の最新版v3.0.1が、12月2日に公開された。「Brynhildr 3.0.0」で搭載されたWebSocketを用いたWebブラウザー接続機能が、「Firefox」に対応している。 「Brynhildr」(ブリュンヒルデ)は、他のPCを手元のPCで閲覧・遠隔操作するためのツール。画面や音声の転送以外にも暗号化通信、パスワード認証、マルチモニター機能、クリップボード共有機能(テキストのみ)、ファイル転送などを備える。「Brynhildr 3.0.0」からはクライアントとしてWebブラウザーを利用する機能が追加され、モダンブラウザーさえあれば非Windows環境からもアクセスできるようになった。 「Brynhildr 3.0.0」のリリース当初、Webブラウザー接続機能は「Firefox」で利用できなかったが、本バージョンではこの問題が解消された。「Firefox」はWebSocketのHTTPヘッダーの記載方法が他のWebブラウザーとやや異なっており、WebSocketの接続であることが認識ができず接続できなかったという。 「Brynhildr 3.0.1」(Vritra、Brynhildr Free)はWindows 10/11に対応しており、現在公式サイト「vritra.remotedesktop.jp」や窓の杜ライブラリからダウンロード可能。利用は無償だが、1日に1回広告が表示される。 ソフトウェア情報 「Brynhildr」・【著作権者】 (株)ランスロット ・【対応OS】 Windows 10/11 ・【ソフト種別】 フリーソフト(広告付き)、シェアウェア 1端末あたり年額1,200円(税別) ・【バージョン】 3.0.1(24/12/02)
窓の杜,樽井 秀人