吉田正尚、5試合連続安打含む2安打1打点 レッドソックスは両軍合計29安打、19得点の乱打戦敗れる
● レッドソックス 8-11 ヤンキース ○ <現地時間7月27日 フェンウェイ・パーク> ボストン・レッドソックスが同地区2位ヤンキースとの乱打戦に敗戦。吉田正尚外野手(31)は「3番・指名打者」でフル出場し、5試合連続安打を記録した。 レッドソックスはソトとジャッジの2者連発弾で初回から3点先制を許すも、1回裏にすぐさま3得点。ウィルヤー・アブレイユの9号ソロで1点を返し、さらに吉田が打球速度111.1マイル(約178.8キロ)の右前安打で出塁。ラファエル・ディバースが安打で繋ぎ、タイラー・オニールの適時二塁打で同点に追いついた。 続く2回表にはカブレラの6号ソロで再びリードを許すも、直後の2回裏にジャレン・デュランと吉田の適時打で逆転。その後も一進一退の攻防を続け、7回裏にオニールが2打席連発の22号ソロ。2点リードで試合終盤へ入った。 しかし8回裏、6番手ザック・ケリーが1点を失うと、9回裏に守護神ケンリー・ジャンセンが救援失敗。延長タイブレークに持ち込まれ、10回表に8番手チェース・アンダーソンが痛恨の3失点。最終回には二死二、三塁、一発出れば同点というチャンスで吉田を迎えたが、一ゴロに倒れて試合終了。両軍合計29安打、19得点の乱打戦を落とし、同地区3連戦を1勝1敗としている。 この試合の吉田は5打数2安打、1打点、1四球、1三振という内容。前日に続いて打点を挙げ、3番起用に応えた。今季成績は打率.270、OPS.720に上昇。約3ヶ月ぶりに打率.270台に到達した。
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