パフューマー・エイチの日本初店舗が伊勢丹新宿店にオープン
イギリス発のフレグランスブランド、パフューマー・エイチのショップが、11月1日に伊勢丹新宿店本館4階にオープンする。 【写真を見る】パフューマー・エイチの商品ラインナップをチェックする
リン・ハリスのこだわりが詰まったフレグランスと店内
「パフューマー・エイチ」の代表リン・ハリスは、古典的なトレーニングを受けたイギリス人女性初の調香師だ。ヨークシャーで育ち、フランスで調香師としてのトレーニングを受け、グラースでキャリアを積んだ。イギリスに戻り「ミラー・ハリス」を創設し、2015年には「パフューマー・エイチ」を立ち上げた。ロンドンのメリルボーンにショップ兼工房を構え、選りすぐりの香料を、素材の特性を最大限に活かしたシンプルな調合でユニークな香りを提案する。これまでは国内では「アーツ&サイエンス」での取り扱いがあったが、この度、伊勢丹新宿店本館4階のインターナショナルラグジュアリーフロアに店舗を構えることとなった。 店内には、イギリスのガラス職人マイケル・ルーによる手吹きガラスの香水ボトルやキャンドルなどが並ぶ。ガラスボトルは詰め替え可能で、何度も繰り返し使うことができる。オーク材と真鍮を用いてデザインされた店舗は温かみがあり、さまざまな香りの「パフューマー・エイチ」らしいフレグランスコレクションを体験することができる。 新店舗では「パフューマー・エイチ」の最も象徴的な香りである「インク」はもちろん、2024年のホリデーシーズンを記念し、著名なイギリス人料理作家であるナイジェル・スレーターとコラボレーションしたよりウッディな「インク リライト」のリミテッドエディションも発売される。さらに、2024年の新商品「サドル」もラインナップする。 「インク」は、白い紙に描かれた青いインクの知的さと、深夜の薄暗い図書館を想起させる香りで、パピルス インド、ハイチ ベチバー、シダーウッドがエレミ イラン、ローズと融合し、アンバーの起源でもあるアンブロキサンとウッディでスモーキーなイソブチル キノリンが香る。「インク リライト」はより深いウッディーなムードで、エレミ、アンジェリカ、ガルバナムのノートに加えて、ジュニパーウッドを豊富に使用し、ローズ アブソリュート、ブラックペッパー、シダーウッド、パピルス、ベチバー、サンダルウッド、アンブロキサンを組み合わせた。「サドル」は時間の経過とともに体に合わせて成形されていく使い込まれたサドルレザーの触感と温かさに、動物的なトーンを備え、粘り強さとエレガンスを兼ね備えた洗練された香りとなっている。 洗練されながらも温かみのある質感と色彩でデザインされたショップは、「パフューマー・エイチ」ならではのユニークな香りとの相互作用で、静かな香りのひとときに浸ることができる特別な空間だ。 「パフューマー・エイチ」伊勢丹新宿店 開業日:2024年11月1日(金) 営業時間:10:00~20:00 住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店本館4階 インターナショナルラグジュアリー https://www.perfumerh.com/ja-jp https://www.instagram.com/perfumerhlondon/ 編集と文・遠藤加奈(GQ)