本の街ブエノスアイレスで実感、日本の「読み聞かせ」文化3つの良さ!我が子に10年続けた結果もレポ
駐妻ライター佐々木はる菜の海外で見つけた「暮らしのヒント」 ▶▶ 9割が「読み聞かせ」を負担に感じている?!
最近「子どもへの読み聞かせを負担だと感じる人が9割」という日本の記事を読みました。 私はもともと本が好き。これまでも「読み聞かせを続けるコツ」や「絵本屋さん取材レポ」など、LEEでいろいろと記事を書かせていただきましたが、それでも特に子どもたちが幼い頃は、夕方から寝るまでにかけての嵐のような慌ただしさの中で、読み聞かせを負担に思ったことは数知れず… その話を現地ママ友たちにしたところ、日本は本に親しむ機会が多いと感心され、逆に質問責めされる事態に!そこで、海外にいるからこそ見えた日本の読み聞かせ文化の良さを3つにまとめてみました。 そして12歳と9歳となった我が子との関わりの中で「やっぱり読み聞かせを続けてきて良かった」と感じている経験談、魅力溢れるブエノスアイレスの本屋さんやアルゼンチン発のおすすめ絵本などもご紹介したいと思います。
ブエノスアイレスは素敵な書店がいっぱい!「世界で2番目に美しい本屋さん」も
ブエノスアイレスには思わず写真を撮りたくなる素敵な書店が多く、例えば「世界で2番目に美しい本屋さん」として有名な「エル・アテネオ El Ateneo Grand Splendid」は、由緒ある劇場だった歴史的建造物を改装した素晴らしい場所です。 昔の日本のような個人経営の小さな書店もたくさんあり、カフェ併設のお店も多く、店構えから内装までこだわりを感じるところばかり。その本屋さんで過ごす時間そのものを楽しみに訪れる方が多くいます。 かつてイギリスの新聞 「The Guardian」紙で、ブエノスアイレスは住民ひとり当たりに対して本屋さんの数が世界一多いという記事が掲載されるなど、本が好きな街だと感じます。
【写真】おしゃれなパレルモ地区の人気書店。映画に出てきそうな雰囲気の店構え
【写真】書店内のカフェの様子。息子のお気に入りは、2階のロフト部分!
【写真】子ども向けの本もたくさん扱う小さなお店。ちょっとした飾りなど全てがかわいく、お気に入りです