選抜21世紀枠 候補校に大田 「11人で中国8強」評価 /島根
日本高野連は13日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」の中国地区候補校に島根県立大田高(大田市、阿部志朗校長)を選んだと発表した。同校は選手11人ながら秋の中国地区大会で境(鳥取1位)を破って38年ぶりに勝利し、ベスト8に入った点などが評価された。11月に島根県高野連から21世紀枠の県推薦校に選ばれていた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 大田は、少人数にもかかわらず、粘り強い攻撃と堅守で県秋季大会でベスト4入りし、中国大会に進出。オフシーズンに小学生や園児を対象に野球教室を開くなど地域に貢献したり、毎年多くの選手が国公立大に進学したりしている点も評価された。 大田への表彰盾の贈呈式は、18日に同校で県高野連役員らが参加して行われる。 21世紀枠は全国9地区の候補校が同時に発表され、来年1月24日の選考委員会で甲子園に出場する2校が決まる。【村瀬達男】