<ブラックペアン>6年ぶりのシーズン2は新旧キャストが融合 最終回に向けて注目の人物は? 伊與田Pに聞く
二宮和也さん主演でTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送中のドラマ「ブラックペアン シーズン2」が9月15日に最終回を迎える(25分拡大)。6年ぶりのシーズン2で、その分の成長を果たしたキャストと新たな出演者も加わり、チームワークはより強固なものになったという。キャストについて伊與田英徳プロデューサーに聞いた。 【写真特集】シーズン2のラストはどうなる? 佐伯、世良、花房、椎野の今後は?
◇人懐っこいキム・ムジュン “俳優”田中みな実も参入
原作は「チーム・バチスタの栄光」シリーズなどで知られる海堂尊さんの「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。二宮さんは、シーズン1で“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を、シーズン2では心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者、天城雪彦を演じており、シーズン2の第8話で2人が双子だったことが明らかになった。
伊與田さんは、今作のキャストについて、シーズン2撮影開始当初、「久々に会ったという感じではなく、ずっと一緒に東城大にいたんじゃないかというチーム感がすでにあった」と語る。そんな中で新たな出演者も自然に現場になじんでいった。
研修医として東城大にやってきたパク・ミンジェ役のキム・ムジュンさんは世良役の竹内涼真さんと仲が良く、このコンビは現場のムードメーカーになったようだ。
伊與田さんは「ムジュンさんが人懐っこくて、竹内さんが本当に弟ができたみたいな、感じで。一緒に楽しそうに話している姿は、見ていてほほ笑ましかった」と振り返る。
「ムジュンさんは日本の撮影の仕方に順応してくれた。日本語をちゃんと勉強してきて、日本のことを学ぼうともしているし、たまに韓国に帰って、また日本に戻ってくると、みんなにお土産を買ってきてくれたり。そんなふうに一つ一つのことからちゃんと気持ちが(現場に)伝わったと思います」
新キャストの治験コーディネーター・椎野美咲を演じた田中みな実さんに関しては、前作で加藤綾子さんが同じ治験コーディネーターを演じていたため、「元アナウンサー」つながりが話題になった。