全世界約1000万部の大ベストセラー小説の映画化『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』日本公開決定
アメリカで8月に公開され大ヒットを記録している世界的ベストセラー小説の映画化『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』が11月22日(金)に全国公開されることが決定。予告編とポスターが解禁された。 【写真を見る】『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』プレミアでの記念ショット(左からブレイク・ライブリー、ライアン・レイノルズ、ライアン・レイノルズの母、ブランドン・スクレナー) 本作は全米で圧倒的な支持を得る作家コリーン・フーヴァーが自身の幼少時の体験をもとに書いた同名小説(日本語版タイトルは「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」)を実写化したラブストーリー。原作小説は全世界で発行部数約1,000万部の大ヒットを記録し、2022年アメリカで最も売れた恋愛小説として知られている。“全米No.1恋愛小説家”とも言われる著者のフーヴァーは、2022年「USA TODAY」誌ベストセラーリストに15作品がランクインする快挙を達成。彼女の著書は累計2,000万部以上の販売実績を誇り、原作小説「IT ENDS WITH US」の大ヒットを受け、2023年「TIME」誌によって「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。 映画はアメリカで8月9日から公開されると、初日の金曜日に『デッドプール&ウルヴァリン』(24)の成績を破り当該日の興行収入1位に。週末興行収入が5000万ドルを突破し初登場第2位に躍り出ると、すでに全米では興収1億4136万ドルを突破。さらに全世界では9月9日時点で興収3億936万ドルを超える大ヒットとなっている。 理想のフラワーショップを開くという夢を実現すべく、ボストンにやってきた若き女性リリー(ブレイク・ライブリー)。そこでクールでセクシーな脳神経外科医ライル(ジャスティン・バルドーニ)と情熱的な恋に落ちる。幸せで穏やかな日々を過ごす2人だったが、リリーを大切に想うライルの愛は、次第に望まぬ形で加速してゆく。それは彼女が封じたかつての記憶を呼び覚ますものだった。自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合い、ある決意を胸にする…。 この度、真っすぐ未来を見つめ逆境に立ち向かっていく、主人公リリーの強さを印象づけるポスターと、本邦初となる予告編が解禁。予告編では、テイラー・スウィフトの名曲「My Tears Ricochet」が流れ、リリーの物語と決意がせつなくも美しく彩られる。主演はドラマ「ゴシップガール」シリーズや『ロスト・バケーション』(16)などで知られ、スターの魅力を放ち続けるブレイク・ライブリー。本作ではプロデューサーも務めている。本作のプロモーションでは、同時期に公開された『デッドプール&ウルヴァリン』に主演する夫のライアン・レイノルズとの華麗な夫婦タッグを見せ、親しい友人であるヒュー・ジャックマンも本作のプレミアに参加するなど、SNS上でも大きな話題となった。「私たちが歩んでいる旅路は、始まり、途中、終わりがはっきりしていないこともある、厄介なものです。強いけれど弱い。しっかりしているけれど間違いを犯す。道を見失ってまた道を見つける。そんな主人公の姿を見せることで、自分は一人ぼっちだと感じている人々の孤独感を少し軽減できたらいいなと思います」とライブリーは語っている。 身近に起こり得る“愛する人からの暴力”という問題を背景に、逆境や困難に直面する1人の女性の強さと再生を描いている本作。悲しみの連鎖を断ち切ろうと奮闘する主人公の姿をぜひ映画館で見届けてほしい。 文/スズキヒロシ