第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞表彰式でビッグスポーツ賞を受賞したスケートボード堀米（撮影・垰建太）

　24年パリ五輪でスケートボード男子ストリート2連覇を達成した堀米雄斗（26＝三井住友DSアセットマネジメント）が、25年も最前線での活躍を誓った。10日、「第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」に選出され、都内で授賞式に出席。「名誉ある賞をもらえてうれしい」と喜びを語った。 　多方面の“トップ”から刺激を受けている。この日はフィギュアスケート女子でジュニアグランプリ3連覇の島田麻央ら他競技の選手と交流。「こうやって会える機会はなかなかないので、楽しい時間だった」と笑み。年末にはNHKの紅白歌合戦にも審査員として出演。「小さい頃から見ていて、まさか自分があの場所に行けると思っていなかった。憧れのアーティストを目の前見られて『もっと頑張ろう』って思った」と、活力をみなぎらせた。 　今年の目標は「（4月の）タンパ・プロで3連覇した人はいない」と新たな記録に挑戦する。五輪連覇で日本中を沸かせたが、今月7日に26回目の誕生日を迎えたばかり。「若い頃に比べると歳をとってきたな」と苦笑しつつも「毎年毎年、自分のベストで後悔のないように生きていきたいと思っている」とモチベーションは不変だ。日本のエースが、新しい年もけん引する。【勝部晃多】