韓国・与党代表「尹大統領の早急な職務停止必要」、弾劾訴追案可決の公算大に…「戒厳の夜に大統領が代表逮捕指示」の報道も
国民の力は6日に非常議員総会を国会で招集した。弾劾訴追案への対応を最終決定するとみられる。野党は採決を当初の7日午後7時より前倒しすることも検討している。
最大野党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)代表は韓氏の発言について「遅くなったが非常に良かった。重大な歴史的局面だ」と歓迎した。
尹大統領は戒厳令の解除を発表した4日午前4時半頃から姿を見せていない。今後は、国会の動きとともに尹大統領の動向も焦点となりそうだ。
最高検が「特別捜査本部」設置
最高検察庁は6日、戒厳令を巡り、ソウル高検トップを本部長とする「特別捜査本部」を設置したとし、「厳正に捜査する」と発表した。尹氏は内乱罪で野党側から告発されており、今後の検察の捜査対象になる可能性もある。
李代表は6日午前に発表した声明で「迅速な捜査を通じて真相を明確にし、捜査、逮捕、拘禁、起訴処分の手続きを踏まなければならない」と主張した。