三井住友トラストHDが見据える「金利ある世界」の稼ぎ方
日銀の金融政策正常化の影響が注目されている(写真:yama1221 / PIXTA)
銀行の株価が堅調だ。東証株価指数(TOPIX)の銀行業は、年明け以降ほぼ右肩上がりで推移している。堅調さの一因は日本銀行による利上げだ。3月にマイナス金利を解除したほか、年内に複数回予定されている金融政策決定会合でも、日銀が追加利上げに踏み切る観測が上がる。 市場金利が上昇すれば銀行の利ザヤが拡大し、ひいては銀行の収益が改善する――。金利上昇局面における、一般的な銀行の成長戦略だ。だが、別の角度から「金利ある世界」の恩恵を享受しようとするのは、三井住友信託銀行を中核とする三井住友トラスト・ホールディングス(8309)だ。
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一井 純