PEAKS新旧編集長が徹底紹介!日本の伝統産業に注目した再生ウールの大判ブランケット「毛七×ADIT リライト・ウールブランケット156」
PEAKS新旧編集長が徹底紹介!日本の伝統産業に注目した再生ウールの大判ブランケット「毛七×ADIT リライト・ウールブランケット156」
愛知県尾州エリアの伝統産業である再生ウールから生まれたサスティナブルなアウトドアブランケット「毛七×ADIT リライト・ウールブランケット156」。 今回は登山メディア「PEAKS」編集長の宮上と、「毛七×ADIT リライト・ウールブランケット156」の企画者でありそれまで編集長を務めてきた朝比奈のアウトドアライフに精通した2人が、「毛七×ADIT リライト・ウールブランケット156」の特徴や開発秘話、実際に使えるシーンを語り尽くします。
日本の伝統産業、愛知県尾州エリアの再生ウール
宮上 こんにちは。PEAKS編集長の宮上です。そして、僕が就任する前まで編集長を務めていただいた朝比奈です。 朝比奈 朝比奈で~す★。 宮上 何キャラそれ? (笑)。 朝比奈 俺の行きつけの飲み屋の店員の子がすげえ最近こういう挨拶みんなしてるから、俺も慣れておかなきゃなと。 宮上 今日はですね、今ここにあるブランケットを皆さんに説明をしたいなと思って、この場を設けさせていただきました。これの商品名なんですけども…。 朝比奈 商品名というよりは、まずはバックボーンをね、ちょっと説明させてもらいたいんですけど。皆さん、日本のウールの再生文化って実は結構古くからあったってご存知ですか? 特にですね、尾州と呼ばれるエリア、愛知県ですね あの辺はすごく繊維業が盛んで、ウール自体の原資となる羊を育てていたわけではないんですけれども、海外からウールの輸入を行い、もしくは昔で言うと北海道ですよね、育てられた羊からウールを取って、尾州のエリアで糸を摘み編んでいたという歴史があります。ただ、めっちゃ貴重なんで、そんなに大量生産もできなかったし、あと日本の「もったいない」文化みたいなねそういうのがあって、1度着て古くなったからといって捨てずにですね、それをもう一回バラバラにして。 宮上 ウールを? 朝比奈 そうそう、繊維単位でバラバラにして、それをもう一回紡ぎ直して。だけどその時にウールだけだと長さが足りないから、別の化繊それを足して紡い直すと、それを使ってもう一回また別の商品を作るっていう、そういうウールの再生文化があったわけで、その時にウールが70%で化繊を30%足すのを地元では毛七(けしち)っていうふうに。7割だから毛七、一旦その文化ってちょっとすごい低迷してしまったんだけれども、尾州エリアの人たちがもう一回地域おこしも兼ねてリブランディングして、再生ウールを世に出そうみたいな動きがあって、それが「毛七」ってそのものずばりのブランド名で活動している人たちがいるわけで、俺は仕事を通じてその人たちと知り合って、すごいいいじゃんと思って、それでその人たちは基本的には製造だけで自分たちに付加作ってないからね。 宮上 その生地とか糸を納品している? 朝比奈 そうそうそう、何とかこれを俺も世に広めたいなっていうのと、あとウールのブランケットは有名どころですとペンドルトンとかあるけどやっぱ高いし、欲しいけどなかなか買えないみたいな。しかも意外に大判のものがないんだよね。 宮上 確かにないですね、大判のもの。 朝比奈 で作ってしまえ、というところでできたのがこの毛七(ブランケット)。ADIT(アジト)は、後で説明します。「リライトウールブランケット156」という商品です。 宮上 156? 朝比奈 156っていうのは、正方形の形なんだけど、1辺が156センチにあるというわけでございます。今ADIT(アジト)と言ったんですけど、なかなかこれもまた… 何だっけ、あの人、ほら、2チャンネル作った 宮上 ひろゆきさん? 朝比奈 ひろゆきさんがさ、何か新しいブランドを作ったでしょう。アラミド100%の燃えなくて難燃で刃物を通しにくい防弾チョッキとかに使うような。そういうの使ったパーカーとかさ、あそこのコンセプトが日本のいい品とか職人の技術を世界に向けて発信しようみたいなコンセプトで始めてて、会社名がメイドインジャパンで、確かブランド名がモードインジャパンとかって言うんだけど。それはさておきとして、これのコンセプトもまさに日本のそういう優れた職人さんたちの技術を使って、カジュアルも含めたアウトドア用品を開発するための秘密結社としてADIT(アジト)ってブランドを準備したんだけど。完全にひろゆきさんとコンセプトは一緒なんですが、我々の方はなかなか目立っておりませんが…。 宮上 考え方は近いと。 朝比奈 このブランケットは一体何が工夫をしたかというと、ちょっと広げてみて、こんなでかいんですよ。それ半分だからね。これ表にタータンチェックの柄と後ろ側だとシンプルなモノトーンにしてるんだけど。これね、毛七のウールを2枚張り合わせてます。シングルじゃないんです、ダブルなんですね。ステッチとか見えるかな、めちゃめちゃこだわった貝殻ステッチを採用してあります。 宮上 これは貝殻ステッチって言うんだ。 朝比奈 特殊なステッチ、そうです。そして最大の特徴はこのホックですね。このメスオスのこいつがですね、ホックじゃないな、スナップボタンが互い違いにオスメスが配置されておりまして、これをパチンとボタンを止めていくと寝袋になります、簡易的な。ちょっとはめてみようよ。 宮上 これ4片全部ボタン付いてますか? 3辺かな、3辺だ。4片閉じちゃうと何に使うんだ? って話になっちゃう。 朝比奈 中に入ってみましょうか。足から入ったら。 宮上 そうっすね、じゃあちょっと一旦靴を。 朝比奈 宮上身長いくつ? 170cmです。大体こんなくらいのサイズ感ですね。頭まですっぽりっていうわけじゃないんだけれども、例えば仮にね、何か災害時とかにちょっと緊急避難で車中泊する時とかに使えるし、あとキャンプの時とかも、これで寝袋はちょっと寒いかもしれないけれどもブースターがわりにね、寝袋の中に仕込むとかもできるし、最近、ワンポールの結構大きいテントとかだと、こういうの下に1枚敷いておくとすごい便利だし。これどちらかっていうとキャンプ用品のつもりで開発してます。あとウールなんで難燃だから焚き火のそばで調理する時に使うということもできるし。 朝比奈 もう1個ね、これがまたテクニカルなんだけど、慣れればどうってことないんだけど…これを羽織る。 宮上 羽織る。 朝比奈 そして、手を出す。この下から出す。そして君はデカいな…。 宮上 横にデカいんです。 朝比奈 こういう感じでショールにもできます。 宮上 これ、確かにキャンプに良さそうですね。 朝比奈 大体156cmの大判のねこういうウールのブランケットってないのよ、本当に。化繊のものとかはもちろんあるんだけどね。化繊のものでこういう風なスナップ使って寝袋形態にできるものとか。 宮上 高いから? でも毛布はあるじゃないですか? でもウールのものが今あんまないのか。昔は結構ありましたけどね。 朝比奈 これがなんとお値段2万3100円(税込)。いや、だけどマジで原価超高いから全然儲かってはない! 宮上 確かに、ウールのベースレイヤー、安いいところだと薄いので1万ぐらいする。 朝比奈 こんなにもこだわったこのウールのブランケット、なかなかお目にかかる機会もないかと思いますが、お店で。なにせA&Fさんの一部店舗でお取り扱いいただいておりますが、それ以外は我々のECサイト「FUNQTEN(ファンクテン)」のみと言うことで。 宮上 なるほど。 朝比奈 ぜひ取り扱い店舗の方々からのリクエストも募集しております。是非、うちのお店で置いてみたいという方もいらっしゃいましたら、お声がけください。お願いします! 宮上 ちなみに、毛七って、尾州の毛七を生産している産地っていうのは、この生地を他にどういったものとして作ってるんですか? 朝比奈 実はね、ハイブランドとかがSDGSの観点で使ってるっていう話を聞きます。あとね、最近気づいたんだけどね、四角友里ちゃんのブランドでも使ってました。 宮上 それは朝比奈さんが教えた? 朝比奈 たどり着いた 宮上 なるほど。でも確かに ウールは使いやすいですからね。そんなに言うほど気も使わないし。 朝比奈 そう、ぜひ奥様への、もしくは恋人へのプレゼントとして、アウトドア好きの男性の方々、送ってあげていただけないでしょうか? よろしくお願いします。 宮上 女性の方にマッチしそうな感じがしますね。興味はあるんでしょうけど。 朝比奈 これもらったら嬉しいと思うよ。 宮上 貰ったらもちろん嬉しいですよ。家でも使えるし。 朝比奈 ベッドの掛け布団の上にさ1枚寒い時にかけるだけでさ、全然ブースターとして暖かいしさ。床に敷いたらきっとワンちゃんもこの上から離れないことでしょう。 宮上 ありがとうございます。A&Fのいくつかの店舗さんと、あとうちのECサイト「FUNQTEN(ファンクテン)」でお買い求めください。よろしくお願いします。 朝比奈 お願いします。
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2025年1月中旬まで「毛七×ADIT リライト・ウールブランケット156」がセットになったお得な福袋販売中。 FUNQTENににて発売中。 ※※※※※※※※。 PEAKS公式YouTubeで全編公開中。
PEAKS編集部