「CITIZEN (シチズン)」ブランド100周年【数量限定モデル】人気ブランド横断で全7機種を発売
先進技術を取り入れた革新的なモデルを発表し、日本の時計産業を牽引してきたシチズン。その歴史は古く、日本でようやく近代産業が本格的に始動し始めた時代と言える1918年(大正7年)に遡る。 【画像】全部で7モデル、100周年を祝す特別なコレクションをもっと見る 時計貴金属商、山﨑龜吉が創設した尚工舎時計研究所がその前身であり、24年に現在の社名を冠する懐中時計の第1号、シチズン(時の東京市長が永く広く市民に愛されるように命名)を完成。国産時計メーカーとしての自立を企図し、30年に時計の名前であった“シチズン”を会社名に取り入れ、シチズン時計株式会社となる。 その後も絶え間なく技術革新を積み重ねていき、エコ・ドライブの原点と言える76年発表のアナログ式太陽電池ウオッチ“クリストロン ソーラーセル”をはじめ、93年の多局受信型・アナログ多針式タイプ電波時計、2003年のアンテナ内蔵型フルメタルケースの電波時計など、世界に先駆けて革新的な技術と時計を輩出している。
シチズン アテッサ ACT Line エコ・ドライブGPS衛星電波時計F950 ダブルダイレクトフライト 写真のモデルは、アテッサのフラッグシップモデルである“CC4055-65E”をベースに採用したブランド横断コレクション“LAYERS of TIME”のうちのひとつ。光の反射で様々な表情を見せる富士フイルム株式会社の構造色インクを用いた文字盤は、悠久の時をかけて地球が創り出した地層や鉱物などの壮大さや美しさを表現している。 テーマに掲げられたのは、挑戦と革新の積み重ねであったシチズンの歴史を象徴すfる“LAYERS of TIME(ときの積層)”だ。“シチズン エクシード”“シチズン アテッサ”“シチズン プロマスター”“シチズンコレクション”“シチズン クロスシー”“シチズン エル”の6ブランドからブランド横断でそれぞれ限定モデルがラインナップされ、7モデルすべてが、クリーンエネルギーである光によって駆動するシチズンの基幹技術“光発電エコ・ドライブ”を搭載している。
“LAYERS of TIME”は地層や鉱物を構造色で表現した100%再生ポリカーボネートの文字盤も共通の特徴となっており、インク層内に微細構造を形成して光の反射による発色を行う“構造色”によって、悠久の時をかけて地球がつくりだした地層や鉱物などを連想させる幻想的な輝きが表現された。 文字盤は構造色フィルムをベースに、インクジェットでブラックをグラデーション状に重ねた多層構造。サファイアベゼルは全面グラデーション蒸着を採用し、光を反射しながらブルーからパープルに変化していく。デュラテクトDLCを施したスーパーチタニウムにより軽快な着け心地と優れた耐傷性を備えるのも魅力だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部