日本代表が五輪“前哨戦”ドイツに100点ゲームで完敗…八村塁が19得点、渡邊雄太は欠場
7月20日、「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」を控える男子日本代表(FIBAランキング26位)がドイツのウーバー・アレーナで国際強化試合に臨み、ドイツ代表(同3位)と対戦した。 日本は河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、富永啓生、吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)の5人が先発出場。6月29日のメディアデーで負傷を明かした渡邊雄太(千葉ジェッツ)がベンチ外となり、川真田紘也(長崎ヴェルカ)がメンバー入りした。 「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」優勝国のドイツに対し、八村がホーキンソンのチーム初得点をお膳立て。河村、八村の3連続3ポイントシュートでリードを奪う時間帯があったものの、0-10のランを許すなど、16-27と11点差で最初の10分間を終えた。 第2クォーターはオフェンスで苦戦を強いられ、残り1分58秒に25-50と25点差。ジェイコブス晶(ハワイ大学)が3ポイントを決める場面もあったが、31-56で試合を折り返した。 第3クォーターは終盤にジェイコブスと富樫勇樹(千葉J)が連続で3ポイントを成功。点の取り合いが繰り広げられ、56-85で最後の10分間に突入した。 第4クォーターは富樫と八村の得点で開始3分13秒に24点差。テーブス海(アルバルク東京)やホーキンソンなども得点を挙げ、一時20点差まで迫ったが、最終スコア83-104で敗れた。 3年ぶりの日本代表復帰を果たし、“ホーバスジャパン”初出場を飾った八村は24分55秒のプレータイムで19得点5リバウンド2アシスト1ブロックと存在感を示した。 日本はオリンピック本戦でドイツ代表、フランス代表(同9位)、ブラジル代表(同12位)と、いずれも格上と争い、目標に掲げるベスト8進出を目指す。 ◾️男子日本代表国際強化試合 試合結果 日本 83-104 ドイツ JPN|16|15|25|27|=83 GER|27|29|29|19|=104
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