半導体企業集積で懸念される地下水への影響 熊本県が一部の井戸の水位をHPで公表
KKT熊本県民テレビ
半導体企業の集積に伴い懸念されている地下水位について、熊本県は、県民がリアルタイムで確認できるよう12月から一部の井戸を対象にホームページで公表することを明らかにしました。
これは熊本県が、28日に開かれた地下水保全推進本部の2回目の会議で明らかにしました。それによりますと、半導体企業の集積に伴い、大量の地下水の使用が見込まれることから、県民が地下水位をリアルタイムで確認できるよう12月下旬から一部の井戸を対象に県のホームページで公表するということです。
まずは、菊陽町原水にあるセミコンテクノパーク内の井戸と、熊本市水前寺にある井戸の2か所で始め、来年3月までに合志市に増設される井戸が加わるということです。
また、菊池市の竜門ダムからTSMCの第2工場に給水する配管ルートが示され、第2工場が量産を始める2027年中の給水を目指すということです。 次の会議は、来年2月に開かれる予定です。