Google以外で!実は「しっかり使える」代替検索エンジン5つ
Google検索のクオリティが劣化していると感じているのは、あなただけではありません。 Google以外で!実は「しっかり使える」代替検索エンジン5つ 迷惑なことに、検索結果の上部にはAIがまとめた検索結果の概要が表示されるようになりました。そのため、全体が表示されるまで時間がかかり、その内容も無意味な場合が結構あります。 さらに、検索結果の全般的な質も、以前より低下しているように思えますし、スポンサーリンクと広告が、ユーザーインターフェースに占める割合も多くなっています。 しかし、右を見ても左を見てもGoogleだらけだからといって、全員がGoogleから離れられないわけではありません。Googleの代わりに使える検索エンジンはたくさん存在します。どれも完璧ではありませんが、それぞれに長所があり、一考する価値ありです。 今回は、大半の人が満足できるGoogle以外の検索エンジンを5つ紹介しましょう。とはいえ、そのうちの1つに完全に乗り換え、それ以外は使わないことにする必要はありません。 むしろ、いくつか試してみてから、目的に応じて異なる検索エンジンを使い分けるのが最善の策と言えるでしょう。
1. DuckDuckGo
特徴 「DuckDuckGo」は、Googleに代わる検索エンジンとしては古株です。プライバシーを重視しており、その機能は指折りのレベルです。 無料なのは広告という収入源があるからですが、表示されるのは、まさにそのときにユーザーが検索したキーワードをもとにした広告のみ。つまり、ユーザーの検索履歴を長期にわたってトラフィックしていないのです。 メリット 筋金入りのオタクである筆者がDuckDuckGoで気に入っているのは、キーボードだけで検索結果を閲覧できるところ。 検索ボックスにクエリを入力し、検索結果が表示されたら、あとは、上向きと下向きの矢印キーを使って好きな結果に移動し、エンターキーを押すだけでそのページを開くことができます。 ほかにも、「!Bang」検索という機能があります。DuckDuckGoの検索ボックスを使って、ほかのサイトを直接検索できるものです。 たとえば、クエリの頭に「!w」と入力すれば、DuckDuckGoを完全に迂回してWikipediaで直接検索ができます。 こうした!Bangのショートカット数は、なんと1万3000個以上。掲示板サイトRedditから、計算ツールのWolframAlphaまで、あらゆるサイトで直接検索できるので便利です。 デメリット DuckDuckGoはプライバシーを保護できることから、少なくとも検索エンジン自体については高評価を維持しています。 ただし、DuckDuckGoのブラウザを巡っては議論が起こっています。DuckDuckGoのブラウザは、大半のトラッキングをブロックしていますが、合意を交わしているMicrosoftだけは例外です。 また、OpenAIと統合した「Chat」タブに不満を抱いているユーザーもいます。しかし、DuckDuckGoの標準検索には、AIによるおすすめが表示されないことは注目すべきポイントでしょう。