脱炭素化の切り札にも?「藻類ビジネス」に取り組む6銘柄
海藻など海中植物の光合成は、CO2吸収源・固定化方法の1つとして注目されている
日本製鉄(5401)は2022年9月、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2有効利用拠点における技術開発」に対して提案した「CO2の高効率利用が可能な藻類バイオマス生産と利用技術の開発」事業が採択され、研究開発に着手したと発表した。カーボンリサイクル技術としての藻類バイオマスの実用化を目指す。 そこで注目されるのが「ブルーカーボン」である。森林などが吸収する二酸化炭素をグリーンカーボンと呼ぶが、海藻など海中植物が光合成によって吸収・貯蔵したCO2がブルーカーボンで、CO2吸収源・固定化方法の1つとして注目されている。
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野津 滋