広島国際学院、堅守綻ぶ…全国高校サッカー・静岡学園に0―2
第103回全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)の1回戦が行われた29日、広島県代表の広島国際学院は、さいたま市の浦和駒場スタジアムで静岡学園(静岡)と対戦し、0―2で敗れた。県大会では全4試合で失点0の堅守を誇ったが、攻撃力のある静岡学園に再三攻め込まれ、力尽きた。 【画像】静岡学園―広島国際学院・後半、ボールをクリアする広島国際学院のディフェンス陣(浦和駒場スタジアムで)
前回大会2回戦で同校をPK戦の末に破った広島国際学院だったが、今大会はサイドからの素早い攻撃を仕掛ける静岡学園に苦戦。序盤から防戦が続き、17分に先制点を奪われた。GK加藤翔正選手(3年)が静岡学園のシュートを連続で防いで意地を見せたが、65分に追加点を許した。 後半開始直後にDF田中柊宇選手(3年)がこの試合でチーム初となるシュートを放つと、その後はゴールに迫る場面が何度かあったものの、ネットを揺らすことはできなかった。