【RIZIN】「甲子園」決勝に柔道ベースの横内三旺と空手出身の斉藤健心が進出、おおみそか激突
<RIZIN甲子園:準決勝トーナメント大会>◇2日◇東京都内 書類選考、トライアウトと、トライアウトトーナメントを経て絞られたRIZIN甲子園のファイナリスト8人が都内で対戦した。横内三旺(18=フォーランバス)と8人の中で最年少の斉藤健心(16=カルペディエム横浜)が、RIZIN大みそか大会(さいたまスーパーアリーナ)で行われる決勝戦へ駒を進めた。 柔道がバックボーンの横内は圧倒的なテイクダウン力、グラウンドでのコントロール力で勝ち抜き、小学校3、4年時に極真空手の世界大会で2連覇した斉藤は、同じ空手出身の堀口恭司のようなステップを踏みながら打撃を当て、組んでも巧みなポジショニングで試合を優位に進めた。 2人のコメントは次の通り。 横内三旺「決勝はもう、とにかく殴り合いたいですね。勝つには組みが得意なんで、組み(を中心としたスタイル)のまま来たんですけど、殴りも全然怖くないし。骨を折ってもいいし。殴ってボコボコにして気絶させてもいいっていうのがMMAなんで。それをすべて決勝戦でやりたいと思います」 斉藤健心「練習はほとんど高校での空手部の部活と、家でちょっと兄弟、親とのミットしかできてないんで。しっかり寝技の方も(カルペディウム横浜の)先生と一緒に頑張りたい。(決勝では)しっかり圧倒して、油断せずにKOを狙っていきたい」 ▼準々決勝・第1試合(5分1R) ○志田兼都(BELVA) 4分37秒KO(パウンド) ×伊藤琥大郎(総合格闘技道場reliable) ▼同・第2試合(5分1R) ○横内三旺(フォーランバス) 判定3-0 ×岩川翔輝(和術慧舟會セイゴ道場) ▼同・第3試合 ○浦田陸翔(楠誠会館) 判定3-0 ×高田真音(和術慧舟館駿河道場) ▼同・第4試合 ○斉藤健心(カルペディエム横浜) 判定2-1 ×杉野亜漣(パラエストラ八王子) ▼準決勝・第1試合(5分1R) ○横内三旺 判定3-0 ×志田兼都 ▼同・第2試合 ○斉藤健心 判定3-0 ×浦田陸翔