ボートレース戸田のSG「第71回ボートレースダービー」は27日に1万人を超える観客が詰めかけ、レース前から会場は歓声で盛り上がる中、12Rの優勝戦が行われた。 レースは枠なりの3対3。スタートはほぼ横一線で、ダッシュ勢の4号艇・関浩哉がジワリと伸びるも攻めきれず、インから峰竜太が先マイの態勢に出た。これに対し、桐生順平が3コースから果敢に握って出て、峰を沈めるツケマイが決まり、バックストレッチで一気に先頭に立つ。5コースからまくり差しを狙った佐藤翼も及ばず、2マークも桐生が先頭で回り、ここで勝負が決まった。2着争いは佐藤翼が毒島誠を抑え、埼玉勢でのワンツー決着となった。2連単3-5は7,130円(14番人気)、3連単3-5-2は4万8420円(69番人気)だった。 桐生は2017年グランプリ以来、通算4度目のSG制覇で、地元・戸田では悲願のSG初優勝を果たした。この勝利で桐生は賞金ランキングで2位に浮上し、グランプリ出場も確実とした。
マクール
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