南城市観光協会が設置 がんじゅう駅の自販機 飲み物を買うだけでできることとは
【南城】南城市観光協会(知念厚会長)は11月13日、売り上げの一部を困窮世帯支援団体に寄付する自動販売機を同市知念久手堅のがんじゅう駅に設置した。設置にはダイドードリンコ(本社・大阪市)も協力。知念会長は「県内の貧困問題の解決の一助になれば」と期待した。 【写真】30円か60円を入れてボタンを押すだけで、気軽に寄付金を贈ることができる南城市内の自販機 寄付先の共育ステーションつむぎ(那覇市、髙良久美子代表)は幼児のミルクや紙おむつの無償提供を通して県内の困窮世帯を支援している。髙良代表は「支援が届いていない世帯はまだまだ多く、取り組みを通して県内の貧困問題に目を向けてほしい」と願った。 自販機では紙おむつやお尻拭きも購入できる。観光協会は「子育て世代の方々に活用してほしい」と呼びかけている。 (南部報道部・国吉聡志)