ラリージャパン2024、豊田スタジアムでオープニングセレモニー ドーナツターンのSSSが全貌を見せる
11月21日17時すぎ、WRC(世界ラリー選手権)最終戦となるラリージャパンのオープニングセレモニーが始まった。オープニングセレモニーはSSS(スーパースペシャルステージ)となる豊田スタジアムの特設コースで実施。2023年からドーナツターンなどが加わった新しいコースが、全貌を見せた。 【画像】豊田スタジアムのSSS。中央にドーナツターンエリアが設けられている 新コースは、前述のようにドーナツターンが加わったほか、立体交差のオーバーパス部分の角度が緩やかとなり、昨年の台形タイプに比べてクルマへのダメージが小さくなるよう配慮されているように見える。 しかしながら、緩やかになったがゆえにスピードが上がり、ジャンプ距離は伸びるものと思われる。このあたりは実際に始まってみないと分からないところだろう。 また、昨年のラリージャパンでは、TOYOTA GAZOO Racing勢が豊田スタジアムのSSSを不得手としており、ライバルと比べてここで大きな差が付いていた。この辺りは対策をしてきたと思われるが、シーズンチャンピオンを争うヒョンデとの差が気になるところだ。 オープニングセレモニー後、21日19時に競技を開始。世界ラリーの最終戦が本格的に始まることになる。
Car Watch,編集部:谷川 潔