「完璧な補強になる」久保建英にシメオネ監督がご執心 アトレティコは「高額を支払って獲得に動く」と南米メディア報道
レアル・ソシエダの久保建英にスペインの名門、アトレティコ・マドリーが獲得への関心を示していると海外メディアで報じられている。アルゼンチンのサッカーサイト『Pasión Fútbol』が現地時間12月9日、同クラブを率いる、ディエゴ・シメオネ監督の強い要望から、久保獲得に動く可能性があると伝えた。 【動画】久保建英がらしさ全開のゴラッソ!「ロッベン、メッシみたい」とファンも騒然のファインゴールを見る 同メディアは、「アトレティコの攻撃的なパフォーマンスは期待外れであった」とここまでの内容を評しており、リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグの両方で優勝争いに加わるために補強が必要であると説明し、「シメオネ監督が最も強化に力を入れている分野のひとつが攻撃面だ」と強調する。 その上で、「アルゼンチン人監督は特定の選手をターゲットにしている。その選手とは、レアル・マドリーでの経歴を持つレアル・ソシエダのウインガー、タケフサ・クボである」と綴っており、続けて、「クボはここ数シーズン、リーガ・エスパニョーラで常に同ポジションのベストプレーヤーの一人であり、サイドを脅かす存在として際立った活躍を見せている」として、久保の右ウイングとしてのクオリティを称えている。 さらに、シメオネ監督の評価として、「クボがアトレティコ・マドリーの攻撃陣に完璧な補強になるとみている」と説きながら、同メディアは具体的なフォーメンションにも言及。「フリアン・アルバレスとアントワーヌ・グリーズマンと組ませて強力なフォワードラインを形成することをイメージしている」と論じている。 加えて、トピックでは獲得のための契約内容についても触れており、「クボの市場価値は5000万ユーロと推定されているが、年齢が23歳と若く、レアル・ソシエダの攻撃の要であることを考慮すると、アトレティコ・マドリーはより高額を支払って獲得に動くことが予想される」などと見通している。 これまで、久保に対しては、プレミアリーグのリバプールも関心を示していると頻繁に報じられてきた。そしてスペイン国内からも、日本人MFに熱視線が向けられていることも間違いない。果たしてこの先、欧州の移籍マーケットの中で、久保の名前をどれだけ聞くことになるのだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】
- 「衝撃的なオファーを準備中」リバプールが“即戦力”として久保建英の獲得に動く!? 126億円提示と現地報「バスクのクラブが断るのは困難」
- 「手を抜くのではないか」独走状態の森保ジャパンに中国メディアが懸念 日本のW杯出場決定後に「大きな不利益を被ることになる」
- CWC参戦でJ1優勝10回分の賞金を獲得…浦和が画策する元ブラジル代表MFを中心にした「空前絶後の大補強」
- 「新しい道を模索する時期」冨安健洋の放出をアーセナル専門サイトが強く主張 ポーランド代表DFの好パフォーマンスで「手放す必要があるのならばトミヤス」
- 「かつては意見の分かれる存在だった」日本代表、森保一監督の”変化”を海外メディアが分析 直近のアジア予選で「慎重さを捨てた」