暑さで不快指数が高まる今の時期こそ、オヤジさんは香りを味方につけて、大人の男の色気をさわやかにアピールしたいところ。そこで、夏のデートシーンにおすすめの香水と香らせ方をプロにうかがいました。まずは昼デート編からお届けします。 真夏のさわやかオヤジの作り方

プロが指南！ 夏の昼デートをさわやかにキメる香り【4選】

水辺デートに効くのは……（LEON2022年11月号より）

気分も装いも開放的になる夏は、女性と距離を縮める絶好の機会である反面、猛暑で汗ダクになったりして、ともすればオヤジ世代は暑苦しい印象を与えてしまう恐れも。それを払拭して、さわやかオヤジを演出する助けになってくれるのが、香水というアイテム。だからって、単にいい香りをプンプンさせればいいってもんじゃありません。TPOに配慮して、品よく粋に香らせることが大人の男の嗜み。 そこで、まずは夏の昼デート編として、プール＆ビーチ、ドライブシーンを想定して、おすすめの香水とその香らせ方をフレグランスアドバイザーのMAHOさんに教えてもらいました。香りをイメージしやすいように本誌LEONのデートシーンをイラストで再現したので、そちらにもご注目。

水辺デート【1】 ホテルのプールへ／さわやかで洗練された柑橘の香りで都会の水遊びを満喫

▲ 「ルイ・ヴィトン アフタヌーン スイム オードゥ パルファン」 100ml 4万5100円／ルイ・ヴィトン

── 夏の水辺デートで、ホテルのプールというシーンにおすすめいただいたのが、ルイ・ヴィトンの「アフタヌーン スイム」です。これもう、ネーミングがドンピシャすぎません？ MAHO　名前がスイムなだけじゃなく、見た目もこれだけキレイなブルーですからね（笑）。 ── 水を眺めているかのようで夏気分に浸れます。 MAHO　香りもオレンジやベルガモットなど、柑橘が中心なのでさわやかです。ただ、柑橘ベースだとたいていはフレンドリーだったり、スポーティだったりする部分が強くなるのですが、こちらはそれだけに留まらない洗練されたブレンド感があるんですよ。 ── （香りを試して）スイムだけに水を感じますね。水のひんやり感と、あと洗練というのも納得かも。さわやかですけど、いわゆるナチュラルな感じじゃないというか。 MAHO　そうなんです。なので水辺といっても、大自然の海より都会のホテルのプールのような設えがある中で、プールサイドでカクテルを飲んだり、イチャイチャしたり、そんな軽い雰囲気の時にしっくりくるかと。