秋篠宮ご夫妻 国交樹立100周年のトルコをご訪問 日本とゆかりある人々に感謝 「有意義な旅」
イスタンブールの世界遺産を視察…三笠宮家が支援続ける遺跡もご訪問
イスタンブールの旧市街で世界遺産を視察された秋篠宮ご夫妻。 オスマン帝国時代の「トプカプ宮殿」では、絢爛豪華な宝物をご覧になりました。 ダイヤモンドやルビー、エメラルドなど約2000個の宝石がちりばめられた「金のゆりかご」。 この宝物は、長男・悠仁さまの誕生を記念して17年前に日本でも公開されていて、秋篠宮さまは「日本でも見たんです」と当時を思い出しながらきらびやかな細工に見入られていました。 6世紀にキリスト教の聖堂として建てられ、後にイスラム寺院となった「アヤ・ソフィア」。 伝統的な青いタイルで装飾された、世界で最も美しいモスクとも呼ばれる「ブルーモスク」も視察されました。 紀子さまはストールを着用し、青い光が差し込むステンドグラスを見上げられていました。 滞在最終日に足を運ばれたのは、「カマン・カレホユック遺跡」。 ご夫妻は、約4300年前の地層を見ながら、遺跡から世界最古とされる鉄の塊が発見されたという説明を受けられました。 この遺跡の発掘には、古代オリエント史の研究者だった三笠宮さまが携わり、以来三笠宮家が3代にわたり支援を続けています。 隣接する研究所は寬仁さまの協力で作られ、トルコの考古学研究の拠点のひとつとなっています。 ご夫妻は、出土した土器の仕分け作業をご覧になりました。 訪問を終え、ご夫妻は「様々な立場で両国関係に尽力している方たちとも交流することができ、私たちにとって有意義な旅となりました」と感想を寄せられました。 (「皇室ご一家」12月29日放送)
皇室ご一家
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