海人が年内のベスタティ戦実現に向け「当たり前に倒す」と自信。GLORYからの刺客ペトロフは徹底した秘密主義【SB】
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.4」(8月17日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月16日、都内で開催され、出場全選手が1回で規定体重をクリアした。 メインイベントではSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が元GLORYライト級6位のドラゴミール・ペトロフ(ブルガリア)と対戦する。 海人は昨年8月にGLORYライト級(70kg)王者のテイジャニ・ベスタティに挑戦するも無念の敗戦。ベスタティへのリベンジに向けて海外の強豪との対戦がマッチメイクされる中、今年2月には元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに延長にもつれ込む激戦の末敗れるも4月大会できっちりリベンジ。6月大会では元GLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアンを左フック一発でマットに沈めた。今回対戦するペトロフは元ライト級6位とハンバリアンよりも上位のランカーで、GLORYだけでなくブルガリアの格闘技イベントSENSHIの-70kg王座も保持する強豪だ。
計量後の会見で海人は「明日は普通に勝つし、普通に倒すし。そういう試合をお見せします。僕が目指しているのはベスタティ一人なので、ここは当たり前のように勝ちます」と自信を見せた。 ペトロフは冒頭「明日の試合に向けて、自分のすべてを出し切りますので楽しみにしてください」と意気込みを口にして以降は「(海人については)あまり印象はない。自分が今まで仕上げるところを仕上げてきたので自信も十分ある。また試合後にお話ししましょう」「明日の試合についての自分の戦略はあまり言えない」「KOはあまり考えていない。たくさんの質問は明日の試合の後にもう一度していただいてもよろしいですか」などと徹底した秘密主義を貫いた。 これにも海人は「秘密にされているのであまり何とも思わないですけど(笑)。まあ、僕自身は倒すイメージもできているし、当たり前に倒すので楽しみにしていてほしい」と自信は揺るがず。