《公園で勝手にセクシービデオ撮影》行政は「許可は出していない」「警察に相談した」 外であられもない姿に…メーカーが緊急対応
神奈川県・相模原市民に親しまれている相模湖ふれあいパーク。相模湖駅からほど近い場所にあり、広い敷地に大型の駐車場を備え、休日には家族連れやカップルで賑わう人気の公園だ。特に今の季節はイルミネーションが目玉。冬の夜空を背景にきらめく光が美しく輝き、多くの来場者を楽しませている。 《写真》実際のサンプル写真や、行政が実際に設置した注意看板など
しかし、そんな憩いの場で、無断でセクシービデオの撮影が行われているという疑惑が浮上したのだ。 それは、あるメーカーが2022年以降に発売した4つの作品だ。作品内では、同施設内のベンチや休憩スペースで女性が肌を大胆に露出するシーン、施設内の物陰でカメラに向かってポーズを取るシーン、施設内で下半身を露出するシーン、さらには施設内で行為に及ぶ様子まで映し出されている。 「明らかにふれあいパークの施設が映り込んでいたので驚きました。来場客は映っていないものの、行為するシーンもありました」(発見した男性)
巧みに人目を避ける形で撮影されているものの、背景には明らかに同施設が映り込んでいた。 こうした作品の中には、作品を販売するECプラットフォーム上で3500件を超える“お気に入り登録”がされているものもあり、ユーザーから一定の需要があることがうかがえる。 このような行為は、法に触れる可能性があるのか──。浦川祐輔弁護士が解説する。 「今回のようなケースは『公然わいせつ罪』に該当する可能性が極めて高いです。『公然わいせつ罪』においては、公衆がいるということは要件ではありませんので、今回のようなケースでも成立します。 行政がこのような許可を出すことはまずあり得ないので、ほとんどの場合、こうした撮影は無許可で行われているのが実態でしょう」
行政は「定期巡回を強化」
公園を運営する行政機関は作品について把握しているのだろうか──。相模湖ふれあいパークを管轄する相模原市緑区役所区政策課に問い合わせたところ以下のような回答があった。 「2024年に入ってから同様の件を情報提供いただいており、相模湖ふれあいパーク内で撮影されたものだと認識しております。届出などもなく、許可は出していません。 以前より情報提供いただいていた件を踏まえ、警察への相談を行っております。また、当該施設を管理している指定管理者と連携し、防犯カメラや注意喚起看板の設置、1日2回程度行っていた施設職員による定期巡回の強化を行いました」 該当のセクシービデオを制作したメーカーに問い合わせると以下のような回答を得た。 「ふれあいパーク内で撮影したもので間違いありません。今回のご指摘を真摯に受け止め、該当作品をサイトから削除するよう依頼しました。 皆様にご迷惑とご不快な思いをさせたことに深く反省し、コンプライアンス遵守の徹底に取り組んでまいります」 ふれあいパーク内での過度な“ふれあい”はやめてもらいたい──。
【関連記事】
- 《写真》実際のサンプル写真や、行政が実際に設置した注意看板など
- 《“半ケツビラ配り”が話題に》公選法違反で東大卒医師が逮捕「先生は私を開発してくれる」編タイ姿でよじ登る人も…女性スタッフが語った“真相”
- 「猫耳のカチューシャはマストで」「ガンガンバズらせようよ」選挙法違反で逮捕の医師らが女性スタッフの前でノリノリで行なっていた“奇行”の数々 「クリニックの前に警察がいる」と慌てふためいて…【半ケツビラ配り】
- 《“半ケツビラ配り”で話題》「いればいるほど得だからね~」選挙運動員に時給1500円約束 公職選挙法で逮捕された医師らが若い女性スタッフに行なっていた“呆れた指導”
- 《“半ケツ”ビラ配り投稿が物議》選挙スタッフ女性が語った過激衣装を着る理由「先生は私を“開発”してくれる」