〔東京株式〕マイナス圏に下落=調整売り強まる(17日後場中盤)
(13時40分)日経平均株価は前場終値付近でのこう着感が強まっていたが、徐々にポジション調整の売り圧力が優勢となり前日比マイナス圏に下落した。市場関係者は「日米の中銀会合の予想が市場にポジティブなものとなっており、想定外の結果に備えたポジション調整の売りが強まった」(中堅証券)と話している。 (後場寄り)午後の日経平均株価は、前日比75円59銭高の3万9533円08銭で始まった。朝方の上昇一服後は、日米の中銀会合を控えた様子見から売りに押され徐々に上げ幅を縮小。午後の取引も前場終値付近での小幅な値動きとなっている。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比62円57銭高の3万9520円06銭と小幅高で終了した。米ハイテク株高を受け半導体関連株の一角が上昇、米国での大規模投資を表明したソフトバンクGも指数をけん引した。上昇一服後は利益確定売りで上げ幅を縮小した。東証株価指数(TOPIX)は、0.40ポイント高の2738.73。 33%の銘柄が値上がりし、63%が値下がりした。出来高は9億4258万株、売買代金は2兆1038億円。 業種別株価指数(33業種)は精密機器、その他製品、情報・通信業などが上昇。石油・石炭製品、証券・商品先物取引業、保険業などが下落した。 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億3801万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。 (10時10分)日経平均株価は上げ幅を縮小している。寄り付き後に一時前日比300円超まで上昇するも、利益確定売りなどに押されやや値を戻している。 米ハイテク株高の流れを引き継ぎ朝方は指数をけん引していたアドバンテス <6857> や東エレク <8035> がマイナスに転じた。 また、日経平均の上昇寄与度トップとなっているソフトバンクG <9984> は、「米国での15兆円投資表明」(大手証券)が材料視されている。 (寄り付き)午前の日経平均株価は、前日比132円16銭高の3万9589円65銭と上昇して始まった。米ハイテク株高の流れを受けて関連株の上昇が指数をけん引している。