日比谷の再開発、京都の新規ホテル、オンラインモール開業、新しいおもてなしを生み出す「帝国ホテル」の新たなチャレンジ
TOPIC01|大規模建て替え進行中。2036年に向け日比谷エリアが大きく変わる!
日比谷エリアで大規模な再開発が行なわれる。敷地面積約6万5000平方メートル。内幸町一丁目街区全体が大変貌を遂げることになる。この再開発に伴い、『帝国ホテル 東京』が建て替えられる。タワー館から着工し、本館完成の2036年にすべての工事が終了する予定だ。再開発後の内幸町一丁目街区には複数の超高層ビルが立ち並ぶ。その中に君臨する『帝国ホテル 東京』の新本館は輝かしい光を放つ、未来都市のランドマークとなるだろう。
TOPIC02|2026年春、京都に登録有形文化財『弥栄会館』を活用した新ホテルが誕生
帝国ホテルブランドの新規ホテルが2026年春、京都に開業する。東京・上高地・大阪に続く、国内4拠点目。場所は京都を象徴するスポットの祇園で、国の登録有形文化財に指定される『弥栄会館』をホテルとして再生し、活用する。内装デザインは、株式会社新素材研究所の榊田倫之さんが担う。客室数は60室程度の予定。帝国ブランドの価値向上とともに、地域に愛されてきた『弥栄会館』に新しい息吹をもたらす。 『弥栄会館』京都・新規ホテル(本棟)の外観イメージ。祇園甲部歌舞練場敷地内の『弥栄会館』を保存・活用し、未来へ紡ぐ。社会的意義もあるといえる。
TOPIC03|帝国ホテルの目利きが厳選。2024年11月、オンラインモール「アナザーインペリアルホテル」ローンチ
帝国ホテルが提供するもうひとつのおもてなしの場所として、初の試みのオンラインモールがオープン。帝国ホテルを支える熟練スタッフの目利きにより全国各地の逸品を厳選。その品が同モールに並ぶ。食品が8割を占めるほか、各地の銘店やデザイナーなどとコラボしたオリジナル商品もあり、オープン時は40ブランド、100余りのアイテムを揃える予定だ。帝国ホテルのフィルターを通したハイクオリティーな品を全国どこでも購入できるようになる。 取材・文/百瀬康司 撮影/タナカヨシトモ
@DIME編集部